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昭和8年に地元の田中源氏が東京都へ寄付し整備された公園。
「行船」の名は田中源氏の屋号にちなんでいる。四季折々の草花や自然が楽しめる園内は大きく4エリアに分かれており、子供たちが遊べる遊具が備えられたエリア、つり池や水生池があるエリア、平成庭園エリアそして自然動物園のエリアなど大人も子供も十分に満足いく憩いの公園となっている。平成庭園は池の周りを散策できる「築山池泉廻遊式」の日本庭園で、その美しい池には大きな鯉や鴨がいる。
茶道・華道・句会・会合などに利用できる「源心庵」の月見台が大きく池へ張り出しており、風情のある情景を見ることができる。自然動物園は動物にふれることのできる「ふれあいコーナー」が子どもたちに大人気。オグロプレーリードッグやオオアリクイなど約60種・541点の動物を身近に観察できる。
花を眺めに訪れても良し、日本庭園の美しさを観賞しながら散策するのも良し、動物と戯れるのも良し、そんな様々な形で訪れる事のできる場所である。