2017-08-22 10:40:41
足立区立郷土博物館
















足立区立郷土博物館 基本情報
- 住所
- 〒120-0001 東京都足立区大谷田5-20-1
- 交通手段
-
【バス】
JR亀有駅北口より
・東武バス 八潮駅南口 ⇒ 足立郷土博物館 下車 徒歩1分
・東武バス 六ツ木都住 ⇒ 東渕江庭園 下車 徒歩4分
JR、東京メトロ千代田線綾瀬駅西口より
・東武バス 六ツ木都住 ⇒ 東渕江庭園 下車 徒歩4分
- 入館料
- ・一般200円(高校生以上)
・団体(20名以上)は半額、70歳以上は無料
・障害者手帳保持者およびその介護者1名は無料
・イコム国際博物館の日【5月18日】は無料(※)
・5月5日・10月1日・11月3日は無料公開日
・第2・第3土曜日は無料公開日
※上記のイコム国際博物館の日が月曜の場合は、
前日が無料公開日となります
- 開館時間
- 9:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日
- ・月曜日
・年末年始(12月28日から1月4日)
・その他、館内消毒日
※月曜日が休日の場合は開館し、その翌日が休館日。
また、月曜日を含んだ連休などの場合は直後の平日が休館日
※東渕江庭園の休園日は基本的に郷土博物館の休館日と同じ
- 地図
足立区立郷土博物館を訪問した感想
足立区大谷田にございます「足立区立郷土博物館」をご紹介いたします。
取材日はちょうど浮世絵展「美人画名品選」(前期:2017/7/22~8/20、後期2017/8/22~9/18)が開催されていました。足立区立郷土博物館では、松方正義(第四代、六代内閣総理大臣)の息子である松方三郎の蒐集したコレクション400点を核とする約1,300点にのぼる浮世絵を収蔵しているそうです。そのコレクションの中から「美人画」に焦点を当て、江戸から明治の世で多彩に表現された美人画の魅力とその変遷を紹介しています。
展示された作品からは、当時の流行や浮世絵の技術の進歩などを知ることが出来、浮世絵そのものを観て愉しむ以外にも感じられることがたくさん有り、素晴らしい展覧会であると感じました。
第1展示室では、・稲作農村の成立・下肥の利用と農業の発展・流通の拠点-千住市場(やっちゃ場)を知ることが出来る展示となっており、「水セリの栽培と水利」のジオラマ(縮尺1/10)を観ることが出来、とても見事に再現されたジオラマでした。水面も再現され、作業されている方の姿等、じっくり鑑賞しました。その他にも再現された展示が多く、とても見やすくかつ楽しみながら東郊における農業の発展について学ぶことが出来ると感じました。
第2展示室には、・新しいまちの成立・都営住宅のくらしを知ることが出来る展示となっており、「都営住宅」を原寸大で再現した展示では、生活音が今にも聞こえてきそうな展示で圧倒されました。生活空間を再現した室内には懐かしい製品のパッケージも多く展示されており、懐かしさに胸がいっぱいになりました。
2階ギャラリーで展示されていた「お化け煙突と工業化」については写真パネルの展示も多く、とても見やすい展示だと感じました。そして、模型のお化け煙突も展示されており、見る位置によって3本や1本に変化する様子も体験できるようになっていました。2階ギャラリーでは東郊の近代的発展と題して様々な展示が行われていましたが、そのどれもが工夫された展示で見応えがあり、時間をかけてじっくり見学したいエリアのひとつではないでしょうか。
博物館の敷地には、どなたでも散策できる庭園・東渕江庭園があり、庭園内には数寄屋づくりの臨渕亭が貸出施設として利用いただけるようになっています。臨渕亭の利用については公式ホームページをご覧ください。
東渕江庭園はとても心落ち着く雰囲気で、足立区立郷土博物館を訪れた際にはあわせて散策をしていただきたいと感じました。
ぜひ、「江戸東京の東郊」をテーマに大都市東郊で発展してきた足立区の発展と生活、歴史や文化などを丁寧に学べる足立区立郷土博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。
取材日はちょうど浮世絵展「美人画名品選」(前期:2017/7/22~8/20、後期2017/8/22~9/18)が開催されていました。足立区立郷土博物館では、松方正義(第四代、六代内閣総理大臣)の息子である松方三郎の蒐集したコレクション400点を核とする約1,300点にのぼる浮世絵を収蔵しているそうです。そのコレクションの中から「美人画」に焦点を当て、江戸から明治の世で多彩に表現された美人画の魅力とその変遷を紹介しています。
展示された作品からは、当時の流行や浮世絵の技術の進歩などを知ることが出来、浮世絵そのものを観て愉しむ以外にも感じられることがたくさん有り、素晴らしい展覧会であると感じました。
第1展示室では、・稲作農村の成立・下肥の利用と農業の発展・流通の拠点-千住市場(やっちゃ場)を知ることが出来る展示となっており、「水セリの栽培と水利」のジオラマ(縮尺1/10)を観ることが出来、とても見事に再現されたジオラマでした。水面も再現され、作業されている方の姿等、じっくり鑑賞しました。その他にも再現された展示が多く、とても見やすくかつ楽しみながら東郊における農業の発展について学ぶことが出来ると感じました。
第2展示室には、・新しいまちの成立・都営住宅のくらしを知ることが出来る展示となっており、「都営住宅」を原寸大で再現した展示では、生活音が今にも聞こえてきそうな展示で圧倒されました。生活空間を再現した室内には懐かしい製品のパッケージも多く展示されており、懐かしさに胸がいっぱいになりました。
2階ギャラリーで展示されていた「お化け煙突と工業化」については写真パネルの展示も多く、とても見やすい展示だと感じました。そして、模型のお化け煙突も展示されており、見る位置によって3本や1本に変化する様子も体験できるようになっていました。2階ギャラリーでは東郊の近代的発展と題して様々な展示が行われていましたが、そのどれもが工夫された展示で見応えがあり、時間をかけてじっくり見学したいエリアのひとつではないでしょうか。
博物館の敷地には、どなたでも散策できる庭園・東渕江庭園があり、庭園内には数寄屋づくりの臨渕亭が貸出施設として利用いただけるようになっています。臨渕亭の利用については公式ホームページをご覧ください。
東渕江庭園はとても心落ち着く雰囲気で、足立区立郷土博物館を訪れた際にはあわせて散策をしていただきたいと感じました。
ぜひ、「江戸東京の東郊」をテーマに大都市東郊で発展してきた足立区の発展と生活、歴史や文化などを丁寧に学べる足立区立郷土博物館を訪れてみてはいかがでしょうか。
2017年8月2日
くねっと取材担当W
くねっと取材担当W