2017-06-05 15:05:31

東京都水道歴史館

江戸~東京400年の水道の歴史と現代の水道の技術・設備を学べる歴史館 〒113-0033 東京都文京区本郷2-7-1 JR御茶ノ水駅・水道橋駅 徒歩8分 他 OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

東京都水道歴史館 基本情報

  • 住所
  • 〒113-0033 東京都文京区本郷2-7-1
  • 交通手段
  • 【バス】
    ・都営バス 順天堂病院前 徒歩約3分
    【電車】
    ・JR 中央線・総武線 御茶ノ水駅・水道橋駅
    ・地下鉄 丸の内線 御茶ノ水駅・本郷三丁目駅
    ・地下鉄 千代田線 新御茶ノ水駅
    ・地下鉄 都営三田線 水道橋駅
    ・地下鉄 都営大江戸線 本郷三丁目駅
    各駅より徒歩約8分
  • 入館料
  • 無料
  • 開館時間
  • 9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日
  • ・毎月第4月曜日(月曜日が休日の場合はその翌日)
    ・年末年始(12月28日~1月4日)
  • 地図

東京都水道歴史館を訪問した感想

文京区にあります「東京都水道歴史館」は、江戸時代から現代東京までの水道の歴史が時代順に展示されており、東京水道の発展の過程が非常によく分かる歴史館です。
1階は近現代水道の歴史が実物大模型や映像解説などで分かりやすく展示してあります。2階は江戸時代の上水の歴史について模型やアニメーションと人形劇でのものがたり紹介、当時の生活風景が分かるよう長屋と上水井戸端が実物大で展示されており、展示手段が大変工夫されており、とても楽しく学ぶことが出来ました。
順路は、2階「江戸上水」を見学、そして1階「近現代上水」を周り、その後、3階の「ライブラリー」で自身が興味を持った分野の書籍を閲覧すると良いかと思われます。また、この館の外には「神田上水石樋」があり、昭和60年に発掘された神田上水遺跡の一部を移築・復原されており、間近で「江戸時代の水道管」を観ることが出来ます。
私が今回、一番驚きをもって学んだことは「江戸時代に水を売っていた【水屋・水売り】という職業があったということ」です。享保七年(1722年)八代将軍吉宗の治世下に、上水がいくつか廃止され、良質の堀井戸に恵まれなかった地域では水を舟で運搬し販売する水舟業者が現れたそうです。そしてこの水舟業者による給水は、明治維新後も続き、近代水道が引かれるまで続けられたということだそうです。この上水が廃止された理由は不明だそうですが、「水」は生活になくてはならないものであったことは江戸時代も現代も変わらないことであり、お金を出して買っていたという共通点までもあったということが大変な驚きでした。
1階の受付にて「音声ガイダンス」を無料でお借りすることができ、展示されている資料をより深く学べますので、ぜひとも利用していただきたいと感じました。この「音声ガイダンス」は展示物の側に置かれたナンバーカードと連動しており、「音声ガイダンス」の機器へそのナンバーを入力しますと、その展示物の解説を聞くことができます。ひとつの解説が終了する毎に「ポチャン」と水の雫が落ちる音が鳴り、とてもかわいらしさを感じました。
お越しになった際には、お帰りになる前に、ぜひアンケートへもご参加ください。アンケートを記入し、受付へ提出すると「水滴くん」のピンバッチがいただけるそうですよ~。
ここ「東京都水道歴史館」で江戸~東京400年の歴史を語る上で大切な水道の歴史を学ぶことで、普段とは違った歴史の勉強になると感じました。皆さんもぜひ、過去から学び、未来を創造する~東京都水道歴史館~を訪れてみてください。
2017年5月12日
くねっと取材担当W


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